2023/09/23
副業感覚で始めた海外FXでも、利益が出れば申告をして税金を支払う必要があります。申告分離課税となる国内業者とは違い、海外FXは一般的な副業と同じように総合課税という形となるため、利益が増えれば税率が上がります。そんな海外FXで得た利益に対する税金を減らしたい場合に活用しておき外のが、経費です。
副業と同じように、海外FXで得た利益からは経費を差し引くことができます。ただ、FXをするために経費を使うことがないと考えてしまう人もいるでしょう。しかし、FXの勉強をするための書籍や情報収集のための新聞、プロバイダ料金やスマホ代・光熱費の一部など様々な費用を経費として計上できる可能性があります。経費として計上するために重要なことは、海外FXを行うために必要だったと説明できることです。この時、こじつけとも思えるものは、経費にならないのではないかと考えてしまう人もいるでしょう。しかし、経費として認められるかどうかは、税務署の判断次第です。しっかり説明をすることができれば、意外なものも経費となる可能性があるため、経費として使えそうな領収書はしっかりと残しておくと良いでしょう。
どんなものが経費になるかなどを知りたい場合は、ネットでの口コミなどを参考にしてみることがおすすめです。口コミで色々な人の意見を見れば、見落としていた経費が見つかるということは少なくありません。経費として差し引くことができるのは微々たる金額と考える人もいますが、経費なしで申告をしたことが原因で高い方の税率が適用されてしまう可能性もあります。それだけに、海外FXを始める際には、申告の際に使える経費についても考えておくと良いでしょう。
意外な経費の一つが、情報収集のために使った費用です。詐欺被害を防ぐためのセミナー代や、情報交換にかかった飲食費などの費用も、経費として計上できる可能性があります。生まれて初めて海外FXを始める際には、詐欺被害に遭わないようにすることばかりに気を取られてしまう人もいるでしょう。しかし、そんな情報収集や勉強をするためにお金がかかっていれば、その費用も経費として計上できます。それだけに、副業として海外FXを始めたいと考えた時点から、申告に向けた準備をしておく方が良いでしょう。
最大限に経費を利用できるように、領収書をしっかりと残しておけば、最初の確定申告からしっかりと節税をすることができるでしょう。